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No.153 出版大崩壊 電子書籍の罠 / 山田順
出版大崩壊 (文春新書)出版大崩壊 (文春新書)
山田 順

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2011.04.24(sun)
「某王手出版社が出版中止した『禁断の書』」

随分と過激な帯が記載されている本書【出版大崩壊 電子書籍の罠

仕事柄 電子書籍に興味がある僕としては非常に勉強になりました。
現場の方が感じた生の問題点を、データと実際の金額も含めて記載していただけると、

何をどう変えればいいのか意識が向きます。

本書は電子書籍に興味のある人全てに読んでいただきたい。

否、デジタルコンテンツに興味のある人全て、ですね。
コンテンツ産業に関わる人も著者の警鐘を受け止めるべきなのではないでしょうか。

電子書籍に関する問題点として、
「ビジネスモデルに関して紙を単純に電子化すればいいだけではない」

ということです。
イメージとしては印刷しない分だけコストがかからず利益率が向上するのではないかと想うのですが、

・Appleに30%収める
・無料が当たり前に存在するWEBで高い金額の設定が難しい
・違法コピーによる売上減少

という問題があります。


プラットフォームを提供する会社に3割も持って行かれるのはかなりの痛手。
じゃぁ値段を上げようと考えると、本のアプリに1000、2000円と払う人はいるのでしょうか。

多分抵抗感がある人もいるのではないかと思います。


またWEBの手軽さからも今後はセルフパブリッシングが進んでいく事も予想されます。

それは、出版社を介さずに自分で書いて自分でアプリとして出す、というものです。
そういう人達は安価な値段で設定してくると想うんですよね。

もしかしたらタダにするかもしれない。

となるとますます、高価な電子書籍が売れなくなってしまう。


さらに日本は人口減少社会。

アマゾンやグーグルは電子書籍に無料や安価な金額を設定していても、
対市場が世界規模なので薄利多売が通じる世界で戦っています。

ところが日本の場合は全体で1億強。

さらにここから習慣的に本を読む人がどれくらいいるのか、と考えると
そのマーケットは極めて小さい中で戦っているのが現状です。


これは電子書籍に関してではなく、産業コンテンツ全てにおいても通じるのではないでしょうか。

僕はここにすごく大きな不安を抱きました。


日本のように資源がない国では、電子書籍のようなコンテンツ産業で経済を牽引しなければならないと思います。
ところが、市場が狭い上に他国がコンテンツ産業利益の多くを持っていってしまっている。

これでは日本の復興は難しいのではないでしょうか。



なので今後僕らがやることとしては、

・出版社と連携しプラットフォームの構築
・プロと素人の違いを明確にし、高価な金額設定を行えるようにする
・違法コピーの阻止

他国のプラットフォームを介するとそれだけで30%取られてしまう。
ならば、日本国内の書籍に関しては日本独自のプラットフォームを用意しユーザに提供する方がいい気がします。

ファイルフォーマットさえ共通にしておけば、どんなデバイスでも観れる。

購入する窓口をiTunesにするか自国のものにするかの違いだけです。


さらにプロの出版社が関わっている書籍に関しては相応の値段設定が行えるように。
それはプラットフォーム上で明確に分類を行う。

また違法コピーについてですが、
端末認証を行い、読めるデバイスを2,3つに固定してしまうとか。(すごく難しいけど・・)

まだアイデア段階ですが、
上記のようなプラットフォームを構築する必要があるのではないでしょうか。


プラットフォームを増やすのはあまり好ましくないと思いますが、
国内と国外と分け、日本語コンテンツを自国で運営した方がいいような気がします。

と、考えてみる。

僕の知能レベルじゃこれくらいのことしか考えられないけど、
多くの方が本書を読んで問題意識を高め、色々なアイデアが出ることを期待しています。
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テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

 

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