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No.107 竜馬がゆく 八 / 司馬遼太郎
竜馬がゆく〈8〉 (文春文庫)竜馬がゆく〈8〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎

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2010.06.17(thu)
さぁさぁついに【竜馬がゆく】の最終巻です。
4月から読み始めておよそ2ヶ月間で8冊読み終わりました。

一週間に一冊のペースですね。
一応ペース配分としてはまずまず。

ただ個人的にはより多くの本が読みたいのでもっとペースアップを目指したいトコですね。

ではラスト参りましょうか。

最終巻はいよいよ大政奉還です。
そして・・・竜馬の死ですね。。。。

僕は本当に大して竜馬の事を知らなかったのですが、
惜しい人を亡くしたと思わざるをえません。

もし彼が寿命まで全うできていれば、もしかしたら今よりも日本は文明が進んでいたかもしれません。
・・・「もし」なんて使ってはいけませんね。

そんな読後の悲しみと、そして読み切った達成感とが入り混じった、
なんとも不可思議な感覚を胸に抱きながら、最終巻で気になった点に触れていきます。


僕が先ず感心したのは竜馬の人間観察力。(P46,47)

大政奉還という大仕事を迎えるにあたり、協力者が必要であった。
そこで土佐藩の佐々木三四郎と話し合っていたときの、竜馬の人間を観る部分です。

できる人・できない人の嗅ぎ分けが秀逸である点も竜馬の才能でしょうか。


僕自身も良くないとは思いつつ、
将来的に一緒に仕事をするという観点で人を評価している部分があります。

でも、それも悪いことではないのかなって。


大きな仕事は一人だとできない以上、
仲間や同士を探すのも、ありですよね



「いっさい絶望せず」(P321)

これは坂本竜馬の言葉ではなくて、高杉晋作の言葉です。
大政奉還が成さなければ薩長が動き日本に混沌とした戦乱が訪れる。

国内で戦乱を招いても、将来疲弊した日本が今度は外国勢の飯とされてしまう。
なので竜馬としてはなんとしてでも大政奉還を成したかった。

後藤象二郎が徳川慶喜の下に参ってから、大政奉還が成されたという連絡を今か今かと待っていた。

しかしその連絡が来ない。

そんな折に仲間から「これは絶望ですかね」と諦めたような言葉をかけられたとき、
竜馬は高杉晋作の言葉を思い出しながら「世に絶望ということはない」とはねのけました。


これはとても大事な意識だなと思います。

絶望をしたらその段階で思考が止まってしまう。
難題が目の前に現れたなら絶望するのではなく、どうすればいいのかを考える。

それをこの【竜馬はゆく】は教えてくれます。



それから間もなくして、大政奉還が成すという報告が竜馬のもとへ届きました。

その時の描画は本当に目頭が熱くなり、今にも涙がこぼれおちそうでした。。。

その報告の手紙を読みながら、そのまま竜馬は静かに泣いたのです。
沢山の苦労を乗り越えた末の嬉し泣き。

程度の差はあれ僕も青春時代に涙した経験があったので、
その竜馬の嬉しさが伝わってきて、僕自身も本当に嬉しかった。


こういう上司は本当に恰好良い。
言うなればソニーの創業者である井深大さんのようです。

井深さんも赤字続きだったトリニトロンテレビを自己責任として開発に自ら関わり、
そして完成したときに従業員に向かって「お疲れさまでした」と涙を流したそうです。。

この熱さ!!!!

この描画がある数ページだけでも【竜馬がゆく】全8巻を読む価値はあると思います。



「世に生を得るは、事を成すにあり」(P362)

これは坂本竜馬の言葉なんですけど、熱いですよねぇ。
この貪欲さ!!!前向きな姿勢!!!ギラギラとした野心!!!!

そういった泥臭くも男らしさを僕は感じます。
そして感化されます。笑。

この【竜馬がゆく】を読んで本当に「何かやってやろう」という気持ちになりました。

この司馬遼太郎先生の大長編は、単なる歴史の物語ではなく、
人の心に火を燈す自己啓発本であると思います。





竜馬がゆく。(P369)

この大長編の最後間際にタイトルの言葉が入ってきました。
晴れ渡る空を竜馬が闊歩する。

その爽やかな描写が本当に心地よくて、
大事を成したあとの清涼感を存分に楽します。

たった5文字のこの言葉でしたが、僕は全てがここに集約されているように思えました。

本当に感動でいっぱいです。


このまま物語は終わってくれて良かったんですけど、
まぁ最後は竜馬の暗殺で幕を閉じます。。。。




さて、「激動」という言葉がぴったりなこの小説。
最初は社長が好きだからという曖昧な理由で読み始めたにも関わらず、
今では読んで良かったと心の底から感じています。

良かったら是非読んでいただきたいと思います

僕もまた時間にゆとりができたら、読み返そうと思う。
きっとまた色々な発見があるんだろうなと思うと楽しみです

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テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

 

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【2010/06/24 14:53】 | # [ 編集]


 

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